
2008年9月に起こったリーマンショックを発端とした大不況が世界中を襲った。日本も例に漏れず、不況に見舞われた。それ以降、下落し続けていた住宅価格が、ようやく底を打ち回復の兆しが見えて来た頃、東日本大震災が襲った。住宅購入を考えていた人も、最初から振り出しに戻ったのではないだろうか。今回の大震災で、今まで人々の間で全く認識されなかったリスクが表面化し、住宅に対する見方ががらりと変わった。これから人気を集めるマンションや一戸建て住宅、または地域や土地も今までとは異なったものとなるだろう。さらに、今後懸念される首都直下型地震の発生も、人々の住宅のリスクに対する見方をいっそう強くするだろう。今回の大震災で住宅事情に大きな変化が起こっているのだ。
一番顕著な例として、安全性への志向だ。都心でも液状化現象や地盤の軟化などが観察されたことから、安全な土地・地盤と耐震性がしっかりしたマンション・住宅を求める動きは非常に活発化するだろう。また、ライフラインの充実も大切だ。いくら住宅が丈夫でも水や電気が止まってしまったら、なんにもならない。
2011年は不動産市場にとって大変革の年だ。今年を振り返りつつ、今後の行動をじっくり考えていこう。
今春の大震災で東京の不動産は本当に売れなくなったのか?
震災発生後、マンショントレンドの注目点はどう変化したのか?
大震災と世界的な不景気が相まって不動産売買は減少傾向にある。
震災は新築マンションン販売へどのような変化をもたらしたのか。